DIARY

【園への営業電話の見極め方】

人材紹介会社や求人サイトの運営会社から
園に営業電話が掛かってくることはありませんか?

そのような時、自園にとって必要なサービスかどうか
判断がしづらいことはないでしょうか。

そんな皆さまの判断の一助にしていただけるよう
今回のメルマガでは、皆さまが持つべき判断の視点
また最近頻出する営業のサービス概要をご紹介します。

まずは、サービスの必要有無を判断する視点についてお伝えします。

営業電話の多くは、人材採用に関するサービスと聞きます。
「うちの会社の〇〇というサイトを利用しませんか?」
「うちを利用すれば採用費をムダなく使えますよ」
このようなトークで問い合わせがあるのではないかと思います。

求人媒体を扱う会社の営業に対して、
以下の質問を投げかけることで、必要の有無を見極めるヒントになります。
①そこに免許・資格を持った求職者はどの程度いるか?
②実際にそのサービスを利用している園はあるか?その実績はどうか?

求人サイトは溢れるほど存在していますが、
幼保業界の求職者に目掛けてアプローチできるサイトは限られます

その求人サイトの利用者が多く成果が出やすいと謳う場合でも、
幼保業界の求職者の利用が少なければ成果も異なります。

ある求人サイトを扱う会社は、
「実際にウチの求人サイトを使った企業は、毎月8名の申し込みがありました」
という“実績の紹介”をしていました。

しかしよく聞いてみると、それは資格不要職種の求人であり、
幼保以外の業界に強い求人サイトのようでした。
この実績をそのまま幼稚園業界に置き換えるのは難しいでしょう。

さらに、この求人サイトは2年間の縛りが設けられていて費用も高額であり
毎年何十人・何百人も採用する企業にとっては便利なものですが、
決まった時期に数名だけを採用するこの幼保業界では

コスト効率が悪いと感じられるものでした。

求人媒体を扱う会社の営業に対しては、
当業界における実績に関する質問をすることで検討に値する媒体か否かが分かります。

求人関係の営業は、経営者側がネット上の求人の仕組についての基礎知識がないと
十分に理解できない話が多いため、とにかく基礎知識を蓄えておくことが重要です。
そこで今回は、幼稚園への営業を強化している
求人関係の新興勢力のサービス概要を説明します。

<今回解説するサービス>
①株式会社サングローブ 「イツザイ」
②リクルート「Airワーク」

今回解説する2社は、いずれも
求人のランディングページを作成するサービスを販売しています。
ただページを作成するのではなく、
Indeedに自動的に掲載されるLP(ランディングページ)の作成をウリとしています。

Indeedに求人情報を掲載するためには

「直接投稿」と「クローリング(※)」の2つの方法があります。
※クローリング:プログラムがインターネット上のサイトを巡回し、情報を複製・保存すること
image.png
  

これらの会社が作成するランディングページは
Indeedにクローリングされるように作られるため、
Indeedを閲覧した求職者に情報が届くという仕組みになります。

ではひとつめの会社から解説します。

①サングローブ株式会社 「イツザイ」
サングローブ株式会社が運営する「イツザイ」という
求人のランディングページを作成するサービスです。

サングローブ株式会社は、
採用を目的としたサイト制作を得意とするWeb制作会社です。
「イツザイ」は昨年にリリースされたサービスで、
「採用費の垂れ流し、やめにしませんか?」というキャッチコピーを謳っています。

自園の求人情報を
オリジナリティあるデザインページに整えてくれます。
また前述の通り、indeedへ自動転載され
Indeedの「有料枠」に求人広告を掲載することができます。

採用ページを持っていない園にとっては、
求職者に向けたページの作成だけでなく
indeedへの情報露出もできるため
便利なサービスではないかと思います。

一方で、採用ページを持っている園や
Indeedに直接掲載する方法を知っている園にとっては、
費用対効果を考慮したうえで検討する必要があります。

②株式会社リクルート 「Airワーク」
ダウンタウン松本人志さんや山田孝之さんが
出演しているCMでお馴染みのサービスです。
こちらのサービスも、indeedに自動転載される
求人ランディングページを作ってくれるサービスです。

リクルートによるサービスではありますが、
正規代理店がAirワークの管理を取り扱うことも多いため
リクルートではない会社から営業電話が掛かってくることもあるようです。

「イツザイ」との違いは、ページの構成やデザインが限られること、
また無料で手軽に利用できることにあります。

ページの構成に関しては、
ある程度フォーマットが決まっているため
サイト作成における自由度はそう高くはなさそうです。

また、登録料、掲載料、採用費に関しては
いずれも無料のため、導入しやすいサービスです。
indeedに自動転載されても有料を選択しない限りは
「無料枠」での掲載になるため、成果を出すのは難しいと言えます。

しかし、サービスの成長初期にある最近は、
2週間に限り1.6万円相当の広告費を
無料で運用できるキャンペーンをしていますので、
おトクにIndeed有料枠に掲載することができます。

まずはこのキャンペンーン期間での運用を試してみて、
その結果を踏まえて、その後の利用を検討するという形をお勧めします。

求人サイトは増えており、
その仕組みも分かりづらいものになっていますので、
今回メルマガ内容が今後の参考になれば幸いです。