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【 インスタを活用してみよう! 】

【 “学生の心を掴む!インスタグラム投稿、ひと手間運用術3選” 】Posted by intern student

幼稚園経営者の皆様にとって、
インスタグラムはどれほど身近なものでしょうか?
有名人の投稿やライブ配信閲覧用、
大事な思いに絞った投稿用、
日記のように気軽な更新用、
所属組織のアカウントを運用のため…、
DM(ダイレクトメール)をLINEの代わりに活用する…
などなど、使い方は千差万別です。

投稿数が急増し、
「インスタ映え」が流行語大賞となった2017年以降、
ユーザーを劇的に増やし
(2015から2018で2倍に増加、現在3300万人以上)、
その使い方もユーザー数の増加に比例して
実に多様性が増してきました。

最近は、個人だけではなく
組織や団体、官公庁までもが
他のSNSよりも積極的に
インスタグラムを運用しています。
実際に、GCLIP独自調査によると、
企業本体アカウントとは別に、
“新卒採用専用のアカウント”として
インスタグラムを持つ企業8社のうち、
Twitterでも新卒採用専用のアカウントを運用している企業
2社に留まっています。

首相官邸のインスタグラムは一時期
「女子高生を雇っているのか?」と噂されるほど、
非常に高い評価を得ています。
インスタグラムの運用目的は、
自社(製品)の認知度の向上からイベントの案内、
そして採用まで様々ですが、プロが運用するそれはレベルが段違いで、
心を掴まれる、つい定期的にチェックしてしまうアカウントは
枚挙にいとまがありません。

例えば、新卒採用アカウントで効果を発揮している事例も複数あります。
三井住友カード株式会社は、
2020年7月から投稿を開始していますが、
既に2000人のフォロワーを獲得しています。
これはインフルエンサーと呼ばれるレベルのフォロワー数です。
身近な存在の人が商品やサービスへアクセスしているという認識が持たれる数で、
他の広告媒体よりも信頼性が高い影響力を持つレベルと言われています。

地域の子育てコミュニティという観点で見ると、
幼稚園も1000人程度のフォロワー獲得は目指すべきポジションです。

そこで今回は、「学生の採用活動」に的を絞り、
今すぐにできる“学生の心を掴むひと手間運用術”として
次の3つをご紹介します。
(1)画像のカット
(2)アカウントの統一感
(3)ここぞ!という大事なイベントで活用したい「グリッド投稿」

それでは参ります!

(1)画像のカット
ズバリ、「正方形」がキーワードです。
プロフィール欄に訪れたユーザーはまず、
投稿の一覧に目を通すことになります。


三井住友カード株式会社(新卒採用アカウント) @smcc_recruit

タイムラインに流れてくる投稿とは違い、
こちらは正方形に統一されているため、
画像が見切れていると情報が伝わりませんし、
あまり良い印象を与えません。
投稿の際に編集画面でデフォルト(規定値)の正方形に切り取るか、
撮る段階でサイズを正方形に設定しておくのが最も簡単な方法です

(2)アカウントの統一感
(1)でご説明した画像のカットは
組織や個人関係なくユーザー全般に言えることですが、
これから説明する統一感はビジネスアカウントで特に重視されるものです。
同じ広告が、目にする回数に比例して頭の中に残るように、
組織として何を伝えたいのかを明確に示し、
一貫性を保って投稿することで
ターゲットにブランドイメージを定着させやすくなります。

具体的には、「色味」「構図」「文体」です。

色味は、画像を加工する際に、同じエフェクト(調整効果)を使う
(インスタグラムの編集画面にあるフィルターを統一する)、
画像の明るさをある程度同じにする、
文字や余白加工の際にはブランドカラーで統一する、などです。
特に統一感が無いと感じるのは、エフェクトがバラバラな投稿です。

構図、これはこの中では最も実戦が難しいので、
具体例を挙げてご説明します。
こちらの画像は積水ハウス株式会社のインスタグラムです。
住宅内部の写真(赤)は「俯瞰」「奥行き」がキーワードで、
社員の住宅紹介(青)は「社員の写真(頭から腰)」で統一されています。

全ての投稿で構図を統一することは難しいですが、
投稿を分類し(スタッフ紹介、園児の様子など)、
画角に統一感を持たせることで、
それぞれが一つのまとまりとなります。


積水ハウス株式会社 @sekisuihouse

最後に文体ですが、
これは組織としての落ち着きや安定感を保つ、
ということも重要です。
インスタは写真がメインのメディアではありますが、
商品の購入や採用応募など結果につなげるためにも、
プロフィールにURLを設置して
投稿から誘導するなどの工夫も重要です。

(3)ここぞ!という大事なイベントで活用したい「グリッド投稿」
グリッド投稿とは1枚の画像を
複数枚に分割させてインスタグラムへ連続投稿し、
パズルのピースを埋めるように
プロフィールページの一面で表示させる投稿方法です。
活用例としては、こちらの株式会社Enjinや、
組織ではありませんが、立教大学ラクロス部などがあります。


株式会社Enjin @enjin_pr


立教大学ラクロス部【新歓用2021】 @ultimates_shinkan2021

グリッド投稿は
通常の倍以上のスペースを使うためインパクトがあり、
デザインされたプロフィール画面は、
ユーザーを惹きつける効果があります。
こちらを使うには、専用のアプリが必要となります。
今回はシンプルで簡単に使える「Grid-itというアプリをご紹介します。
これは、アプリをダウンロードした後、
写真を選んでグリッド枚数を選択するだけで投稿まで完了します。
他にもグリッドの枚数のバリエーションが多いものなど、
様々なアプリがありますので、是非ご活用ください。

以上が今回ご紹介するインスタ運用術です。
いずれも今すぐ始められる活用術ですので是非ご活用ください!