DIARY

【 教育内容の透過で差別化 】

【 いい教育はどんどん見せて啓発しよう 】Posted by Nona  

みなさんは、“クチコミ”は
どこからつくられるものだと思いますか?

口コミは、園の内部にいる教職員や在園児保護者といった
園の内部でつくられ、外に拡がっていきます。

つまり、良い口コミが拡がる状況を作るには、当然のことながら、
園の内部にいる人々が満足感を得ることが重要になります。

実際に、GCLIPの調査分析結果によると、ある地域では
幼稚園の口コミサイトにおける
評価と実際の人気度(募集目標達成率)が
相関関係にあるという事例も確認されています。

では、園の内部にいる保護者が満足感を得るためには、
どのような取り組みができるでしょうか?

その一つとして挙げられるのは、
行事の裏側、教職員による教育活動の様子、
子どもが成長した姿を写真や動画で伝え、
教育的価値を実感できる機会を提供することです。

写真や動画は、視覚的に訴求する力を持つコンテンツであり、
よりリアルな情報として受け取ってもらうことができます。

しかし、動画・写真での情報発信において、
時には次のような壁が生じることがあります。

「動画を撮ったのでホームページに載せて保護者に見せたい!のに、顔出しNGの子どもが映っている…
「大量にあるイベント写真を保護者に共有できる手軽な方法を探している…
「保護者向け動画をYouTubeにアップロードしたら、著作権侵害の警告を受けて動画が停止されてしまった…

今回はそんな課題を払拭する、「Googleフォト」の使用方法を解説します。

Googleフォトは、スマートフォン内の写真データを
自動バックアップしてくれるサービスとして広く使われていますが
実はURLを介してデータを共有できるツールとしても活用できるので
データを保護者や教職員“だけ”に共有したい!という時に便利です。

<Googleフォトを活用するメリット>
・限定公開ができるため、プライバシーに配慮した発信が実現できる!
・無料提供サービスのため、コストをかけずに簡単にデータ共有ができる。
・Googleアカウントを所持している相手であれば、
 共有データをアップロードして保存することが可能。

以下、Googleフォトを用いたデータ共有方法をご紹介いたします。

共有までの手順を端的に示すと、「Googleフォト」にデータをアップロードして、
共有用URLを発行後、見せたい相手に送る
という、わずか3ステップ。

(1)Googleフォトを開く
Googleアカウントを持っていれば、誰でも簡単に使用できます。
Chrome画面の右上にあるGoogleメニューを開き、「フォト」を選択します。

(2)Googleフォトにデータをアップロード
フォルダから、共有したい写真や動画データをドラッグ&ドロップで移動させます。

(3)共有用URLを発行する
アップロードされたデータをクリックして拡大表示させ、
右上にある「共有アイコン」のマークを選択します。
画面が切り替わったら「リンクを作成」を押します。

(4)共有したい相手にURLを送る
URLが表示されたら「コピー」をクリックして、限定的に見せたい相手に送ります。

上記は、1つのデータを共有する方法ですが、
Googleフォトの「アルバム」に、複数データをアップロードしてURLを発行することで
いくつものデータを同時に共有することも可能です。

またグーグルは、約1か月前に
Googleフォトの「無料で容量無制限」サービスを
2021年5月で終了することを発表しました。
それ以降は、最大15GBの容量までが無料、それ以上の容量は課金制になります。

しかし、15GBというのは、5分間の動画データであればおよそ33本分。十分な容量です。
もし空き容量が不足しても、過去のデータを削除すればその分だけ容量は増えます。

今回ご紹介した方法は、URLを知っている人のみがデータを見られる方法になりますので
URLが第三者の手に亘ってしまうと、
無関係者よる閲覧を避けることはどうしても難しくなります。
閲覧可能な期間を設けて、期間を過ぎたら
Googleフォトからデータを削除することで、セキュリティ対策になります。

動画・写真を一般的に公開するのではなく、
内部向けのコンテンツとして届けるので特別感を演出することができます。

Googleフォトで視覚的コンテンツを届け、
自園の魅力を実感するきっかけを積極的に作っていきましょう。