DIARY

【自ら決めて、自ら行動する人材育成】

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自ら決めて、自ら行動する人材育成

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<本文のポイント>

・2024年度もよろしくお願いします!

・GCLIP2年目の田中が頑張っています!

・便利な時代だからこそ、自ら決めて、自ら行動することが成果につながる

・地域一番化を目指した経営判断と経営実践邁進する

 

<本文>

昨日より新年度がはじまりました。

今年度も少子・採用難は変わりませんが、

皆様にとって価値ある情報提供に努めますので、

どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、「社会人のキホンの”キ”」と冠した、

新人若手向けのセミナーを先週の水曜日に開催しました。

手前味噌ですが、とても素晴らしい内容だったので

当日の話を少し紹介させてもらいます。

※「社会人のキホンのキ」オンデマンド配信受付中です!⇒詳細はコチラ

 

今回のセミナーは、

昨年4月に入社した田中友莉音が、講師として初登壇しました。

25歳とまだわか若い彼女ですが、まったくの異業種から転職してきたため、

右も左もわからずにとにかくこの一年、これまで味わったことの無い

いくつもの壁を乗り越えてきました。

そんな彼女がこの一年経験した失敗談をまとめ、

これから社会に出る新人先生向けに

「失敗から何を学ぶのか?」という視点を丁寧に説明しました。

素晴らしいと素直に感じたのは、

失敗をしないためにどうするか?ではなく、失敗からどんな学びを得て、どのように自分を成長させるか?

という視点で伝えていた点です。

 

「失敗はつきもの!そこから何を学ぶか?」

というタイトルページの噴き出しに

「凹まなくても大丈夫!」との付記がありました。

例えば、

ラインなどのコミュニケーションツールは「送信取り消し」機能がついていて、

送信後に帳消し(リセット)することが可能です。

就職や恋愛などの「出会い」も代理人(プラットフォーム)が用意されていて、

登録すれば自動的に「企業」や「お相手」が紹介され、

気に入る”対象”が出現するまで待ちの姿勢を保て、仮に一歩踏み出しても気に入らなければ、

やはりボタンひとつで「リセット」することが可能です。

 

このように例をあげれば枚挙にいとまないのですが、

今の社会は極限まで利便性を高めた結果、

失敗を回避するデバイス(装置)が必要以上に配置された世の中になっていて、

失敗への耐性を適度に育む機会が失われた社会と言えそうです。

 

このような時代の中、田中が実際に経験した痛みの伴う成長体験を整理して

伝えた内容が持つ威力はとても大きいものでした。

 

「田中さんの失敗事例からの学びは

 自分でもあり得る事例もあったので心構えができて

 少し気持ちが楽になりました」

 

このような共感の声がたくさんの参加者から集まりました。

これらの声を読んで、自らの意志で就職を決めた皆さんなので

それぞれが所属する園の方針に従って正しい成長を実現するだろうと思いました。

 

「自ら進んで失敗のリスクを取ること」

今回一番お伝えしたいポイントは、ここです。

実は、田中はGCLIPのオフィシャルサイトにあるリクルートページから志願してきた応募者です。

つまり、自分の意志でGCLIPを選択し、自分の意志で入社を決めました。

 

人は自らの意思で決めた選択を大切にします。

簡単に「リセット」するには余りにも惜しい選択になるので、簡単に諦めるという選択はとりません。

正しい努力をして、成長しようという気持ちが、諦めよう(もう辞めよう)と言う気持ちに勝ります。

 

GCLIPではこれまで人材紹介会社(エージェント)を

活用した「採用」を実施してきましたが、いずれのケースでも

こちらが想定した結果には至っていません。

その最大の理由は、

「他者から与えられた機会なので簡単にリセットできる」

と、今のところ結論付けています。

 

先程、「自ら進んで失敗のリスクを取ること」重要だと書きましたが、他者から与えられた機会は

失敗のリスクには何ら影響を及ぼしません。

営利企業であるエージェントの立場に立てば、紹介者が勤務開始した時点で料金が発生するため、

契約が成立するのなら相手企業はどこでもよいわけです。

また、これだけ採用難の時代ですから、

引く手数多の人材は容易に商品化できるので、とにかく契約数の増加を目論むでしょう。

結果、より良い条件を企業側から引き出し、よりリターンの多い企業を紹介するでしょうから

求職者側は失敗のリスクと向き合う必要はありません。

これが、他者から与えられた機会を簡単にリセットする理由です。

 

三菱UFJリサーチ&コンサルティング会社が実施した

「職業紹介業に関するアンケート調査」の結果によると、

医師看護職、介護職、保育職の3分野における有料職業紹介を利用して経験した問題や困りごとの内、

最も問題視されているのが「紹介された人材がすぐやめてしまう」(56.8%)と、驚くほどハイスコアになっています。

紹介料も想定年収の35~40%と高額にもかかわらず、

勤務を開始したもののあっと言う間に退職してしまった…というケースは年々増えていますので、

エージェント頼みにならないようにまずは既存職員の

エンゲージメント(前向きで充実した心理状態)を高め、

新たにここで働きたい!という人たちが集うようにマーケティングコミュニケーションを整備したいところです。

 

さて、新年度も始まりました。

採用が難しいのは今年度も変わりません。

先ずは今いる職員のエンゲージメントを高め、正しい成長を導くコミュニケーションをとっていきましょう。

コミュニケーションは質より量が重要ですので、

良いところを認め、そうでないところは是正し、自園らしさを身につけられるよう導いてください。

 

募集でも採用でも人々は

自ら決めて、自ら行動(成長)するスタッフに恵まれた園に魅力を感じ集まるようになりますので、

自力で採用できればこれからの時代の園経営における

地域一番化という重要テーマの条件を満たすことになります。

極限まで利便性が整備され、制度的にも幼保の垣根が極めて平坦となり、

施設改修も一服ついたこれからの時代は、

ハードや仕組みではなく、ソフトによる発展が目指すべき点になりますので、

時間はかかりますが、しっかり取り組んでいきましょう!