DIARY

【減少の一途を辿る入園見込み者を獲得する 未就園児イベント「教育体験フェスタ」】

<本文のポイント>
・現時点で想定できる入園見込者数の確認方法を修得する
・「教育体験フェスタ」は入園検討新規保護者を獲得する機会となる
・集客はSNS広告で実施すると効果的に運用できる

<本文>
突然ですが、来年度入園見込み者の名簿は、足りていますでしょうか?

願書配布時期が近づいたタイミングでこのような声を聞くことがあります。

「入園目標人数に対して未就園児会員の名簿が足りていない…」
「イベントを企画してもリピーターばかりで新規が集まらない…」

このような課題はどの園でも起こり得ますので、
次の式に当てはめて来年度入園見込み者を算出することで、
入園目標数とのギャップがどの程度あるかを確認できます。

<既存の名簿数×入園決定率=入園見込み者数>

「既存の名簿数」は、これまで獲得した未就園児名簿のうちの
来年度入園対象者が該当しますので、年少、満3歳児など学年別で整理しましょう。

「入園決定率」は、
入園対象名簿のうち入園に至る名簿の割合になります。
例えば、2歳児親子教室の会員が40名いて
そのうち入園者が36名であれば、決定率は90%となります。
未就園児名簿をもとに、少なくとも直近2年の入園決定率の傾向を確認しましょう。

入園見込み者数が不足している場合、
今から実施できる施策の一つに「教育体験フェスタ」があります。

この教育体験フェスタは、
自園の教育活動や1日の活動を圧縮してハイライトでまとめ、
1~2時間程度で親子が体験できるイベントに仕立てるケースが多いです。

実際に実施してみると、
入園に興味がある新規名簿が集まりやすい企画です。

実際の集客状況をご覧ください。

<A幼稚園:東北エリア>
集客 新規15名(募集目標60名の25%にあたる人数)

<B幼稚園:九州エリア>
集客27名、うち新規4名(募集目標80名の30%にあたる人数)

<C幼稚園:関東エリア>
集客11名、うち新規5名(募集目標60名の20%にあたる人数)

いずれの園でも、募集目標の25%程度の
参加者を獲得することができています。

教育体験フェスタは、
入園意志の強弱と新規、非新規を表す
下記図の左上に該当します。

自園の教育を伝えることができるイベントのため、
自園の魅力を体験する場となり、自園への理解が促されます。

教育体験フェスタの集客手段は、SNS広告が有効です。

SNS広告は、InstagramやFacebook上に表示される広告です。
投稿に紛れて広告が表示されますので、例えば下記のようなイメージで
教育体験フェスタの告知をすることができます。


 

SNS広告の大きな特徴は下記2つです。

① 写真や動画といった視覚情報がメインであること
SNS広告は、写真や動画を設定する必要があります。

視覚的に印象を与えることができ、
自園の雰囲気や教育フェスタの様子を
写真で伝えることが可能です。

② 情報に対して“受け身”なユーザーに対しても広告が表示されること
InstagramやFacebookといったSNSは、

趣味や友人などの情報収集や暇つぶしを目的に使用するため
広告の情報を積極的に探していない人にも表示されます。

また、SNS広告は
地域や年齢・性別に絞って配信できるため、
自園のホームページに訪れたことのない
保護者に対して広報することができます。

情報に対して受け身であり
自園をまだ知らない保護者に対しても、
このような広告を届けることができるため
未接触の入園検討者と出会えるチャンスがあるのです。

来年度の入園者獲得に向けて、
この時期でもまだまだできる施策がありますので是非試して下さい

教育体験フェスタの集客にあたり、
専用ランディングページ制作とSNS広告運用は難しい!という方向けに
2カ月間限定サポートをお手伝いさせていただけますので、
ご興味のある方は、info@gclip.netへお問い合わせください。

自園の教育に惹かれた新規保護者と出会える教育体験フェスタ、
入園見込み者の獲得に向けて、ぜひ企画・実践してみてください。