DIARY

【量は質に転化する?】

Posted by Shidara

 

4月になりました。
近年ふと感じることなのですが、
12月と1月。3月と4月。
つまり、年(年度)の変わり目というのは、
“昨日”と”今日”とで
まるで別世界にいるような感覚に陥ります。
 
 
4月から新社会人となった先生方は
“学費を払って学校に所属している世界”から
“給与をいただいて組織に所属する世界”へ
“移籍”したことを意味します。
 
 
どんな仕事もそうですが、
商品価値とは、
人が関与して付加価値を生み出して、
そのサービス・商品を欲する人たちに届ける対価として
お金が発生する仕組みの中で量るものです。
 
社会人はつまるところこの意識を念頭に
自身の価値を高めていかなければ、
個人も組織も成長していきません。
 
 
付加価値の向上とは、幼稚園の先生であれば、
自園に入園を決めた子どもの保護者が
何故、自園に子どもを入園させたのか?
という理由(期待)を知ることで、
子どもたちの指導者として
どんな努力をして、知識や技術を高めていくか?
ということを考え成長することです。
 
 
それでは成長への近道とは、
私立園ですと、学園の理念や方針というものが
必ずありますので、理事長先生や園長先生と
たくさんのコミュニケーションをとって、
保護者が自園の教育に求めるもの(ニーズ)を
満たすために努力することにつきます。
 
 
この保護者のニーズとは多くの場合、
園の理念や方針と密接にかかわっているので、
理念や方針、そして自園の理事長先生や園長先生の
考え方が園の教育の質となって表れます。
 
 
さて、本日のタイトルは、”量は質に転化する?”という、
量質転化の法則についてですが、
結論から言うと、
単に量をこなしても質には転化しません。
質を求めて量に取り組むことで質に転化する
ということについて少し紹介したいと思います。
 
 
漢字の練習を例にとると、
適当な文字をいくら書いてもうまくはなりませんが、
手本を見て、それに近づけるために
繰り返し練習することで上達します。
 
つまり、こうなりたい!という質を求めて
量をこなすからこそやがて質に転化するのです。
 
 
さて、4月から新社会人になられた先生方、
仕事の充実感は「できた!」という達成感と共に感じることができます。
できた!という状態をつくるためには、
近くにいる先輩先生にモデルを見つけ、
そのモデルに近づく努力を自らしてみましょう。
 
 
コンサルティング現場での経験を踏まえてひとつ言えることは、
理念や方針を理解して行動できている先生が
保護者の期待に応える(あるいは超える)ことができる存在になっているということです。
 
 
モデルとなる先輩先生は、
理事長先生や園長先生の期待に的確に応えられる先生、
つまり、自園の理念や方針を理解している先生
いう視点をもって見つけるようにしてみて下さい。
 
 
質(目指すべき姿)を求めて、
量(与えられた仕事)に取り組むことで、
必ず質が上がり成長を実感することができます。
 
 
ここで1点注意が必要です。
”目指すべき姿”というのは、
なかなか自分の中にはっきりしたものがないというケースも多いものです。
でも、人生経験も仕事の経験もまだまだ浅いのですから、
それでいいのです。
そういう場合は、”園の目指すべき姿”を実現できる自分を
目指すべき姿にすることで必ず成長できますので、
園の目指すべき姿を理事長先生や園長先生にうかがって、
それが実現できるような知識や技術を身に着けてください。
目指すべき姿をもって日々の業務に取り組むことで、
1年後、今よりも大きく成長しているはずです。
 
 
是非、素敵な1年を送れるように努力してみて下さい。