DIARY

【 味の民芸 砧店 】

【 すごい店員さん 】Posted by Shidara

 

唐突ですが、
うどんチェーン店の「味の民芸」が好きです。。。

他の多くのチェーン店とは一線を画す
「こだわり」がこのうどん店の人気の秘訣です。
あくまで、私の中でですが。

関東圏を中心に全国で61店舗展開しており、
季節ごとのメニューの刷新があり、
顧客の”脱慣れ”へのチャレンジも好感の要因です。

その味の民芸、通称”味民”のロングセラー
ちゃんぽんうどんシリーズにとりわけ心奪われている
私、代表のま…いや、設楽です。

先日、千野先生よりすごい店員さんがいる!
と、伺い、世田谷通り沿いにある味民砧店へ行ってまいりました。

昼時でしたが、2割ほど座席が空いている、
なんともラッキーな状況ですぐに着座。

子連れの私を見てすぐさま駆けつけてくれたのが、
千野先生おすすめ店員の「岸田さん」です。

こちらが何も言わずとも、息子(0歳児)のベビーシートを運んでくれて、
「どちらに設置いたしましょうか?」
↑この時点で娘(5歳児)が岸田さんの前を横切ると、
「失礼しました」と、すかさず一言入れて、
「安全なので、奥の設置にいたしましょうか?」
と華麗なお気遣い。

千野先生からの前情報があったとはいえ、
噂に違わぬオーラに一瞬でトリコになります。

そして、ロングセラーの
「長崎ちゃんぽんうどん」を頼み、
おいしくいただいたのちに、
岸田さんとは別の店員さんに会計を済ませてもらい、
帰路に就いたときに外の見回りを経て戻った岸田さんが放ったひとことが、これ。

「ありがとうございます~、
 素敵な休日を、どうぞお過ごしください」

自然なんです。すべての立ち居振る舞いが。

接客業の真骨頂ココにあり!
というほどの衝撃を受けました。もちろんいい意味で。

千野先生いわくこんなやり取りを目撃したというのです。

「お水お願いします」と、
岸田さんに声をかけたお客さんがいたそうです。

「お客様、お茶じゃなく、お水でよろしいですか?」と岸田さん。

「はい、お水でお願いします」とお客さん。

しばらく逡巡した岸田さんは、
「お客様、お薬飲まれますでしょうか?」とさらに一声。

「はい、薬です」とお客さん。

「かしこまりました、それでは氷なしでお持ちしますね」
と、岸田さんの気添え(相手に気を添えること)。

このエピソードを聞いた私は岸田さんの接客を体験したく、
先の休みに味民砧店へと行ってまいりました。

行ってよかったし、やはり・・・、
また行きたい、と思える場所であり人です。

そんな信用の積み重ねが味民砧店を創っているのですね。

GCLIPも相手に寄り添える会社でありたいと思いました。