DIARY

若者の30年調査に学ぶ若者の特徴

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若者の30年調査に学ぶ若者の特徴
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・30年前の若者と今の若者の特徴をご紹介!
・今と昔の若者の違いから、園の軸や方向性など、
 共有事項を全体で確認していくことの重要性が高まっています。

もうすぐ新年度に入ります。
新卒や中途で新しく仲間入りする職員も
いるのではないかと思います。

GCLIPでも3月24日に新人向けのセミナーを開催します。
このセミナーでは若手の先生方向けに
社会人の基本や成長していくための考え方、
組織がどういうものであるのかなど、
年度開始から良いスタートダッシュを切るための
心構えや行動についてお伝えしていきます。

このセミナーは毎年行っていますが、
時代によって若者の感じ方が変わっていたり、
業界自体が変化しているということもあり、
内容をブラッシュアップして行っています。

2024年に博報堂生活総合研究所が若者調査を実施し、
30年前の1994年とのデータを比較しています。
この調査は19歳~22歳の若者を対象としています。

世代の研究というのはその時代を捉え、
マーケティングやマネジメントを行っていく上でも
とても重要な情報です。

上記の若者調査の中から昔と今の違いを
少しご紹介させていただきます。

<昔と今の違い1>
①人と違ったようにしたい
②人と同じことをしている方が安心
という質問に対し、
1994年は①が70.8%、②は28.9%、
2024年は①が48%、②が52%になっています。

1994年時点では多くの若者が
人とは違ったことをしたいと考えている一方、
現在の若者は人と同じ方が安心だ、という気持ちを持っています。

<昔と今の違い2>
①型にはまりたくない
②自分なりの型を持ちたい、持っている
という質問に対し、
1994年は①が51.3%、②は48.7%、
2024年は①が39.2%、②が60.8%になっています。

1994年の若者はどちらかというと型にははまりたくないと思っている一方で、
2024年の若者は型を持ちたいという気持ちを持っています。

<昔と今の違い3>
①自分自身の可能性をいろいろ試したい
②自分にできそうなことだけやればいい
という質問に対し、
1994年は①が82%、②は17.7%、
2024年は①が59.5%、②は40.5%となっています。

1994年の若者のほとんどが自分自身の可能性を試してみたいと考えている一方で、
2024年の若者はできそうなことだけやればよい
と考えている傾向が強くなっています。

<昔と今の違い4>
①習慣やしきたりに従うのが当然だ
②校則は守るべきだと思う
という質問に対し、
1994年は①が53.3%、②が45.4%、
2024年は①が63%、②が73%となっています。

1994年では約半分の若者がルールに従う必要はない
と考えている一方で、
2024年の若者はルールに従うべきだという傾向が強くなっています。

4つご紹介させていただきましたが、
上記の内容を確認してもやはり昔と今は
大きく異なっているように思います。

良い、悪いということではなく、
この特徴や傾向を捉えてどのようにマーケティングや
マネジメントをしていくかということはとても大切です。

改めて上記の内容から2024年の若者の特徴や傾向をまとめると
以下のようなイメージになるのではないかと思います。

(すべて30年前の若者と比較して)
・人と異なることよりも同じことに安心感を持つ
・型を持つことで安定的な成果や安定的な精神状態を保つ
・チャレンジよりも、安定的な成果を出せることが重要
・ルールやしきたりは守るべきだと考えている

例えば人と同じことに安心感を持つという特徴を切り取れば、
給与や条件などを周囲の同世代と比較し、
自分の置かれている状況が他とは異なるのかどうかを
調べたくなる傾向があります。

安定的な成果や精神状態ということは
とても大きなキーワード
なのではないかと思います。

チャレンジすることや人とは異なったことを行うことは
とてもエネルギーのいることです。

もちろん、社会人になればチャレンジも大切ですし、
人と異なることを行うことはある意味、独自性と捉えられ、
社会的な評価を得やすいものかもしれません。

しかし、今の若者はそういったことよりも、
安定的に、安心感のある職場や仕事をしたい
考えているように思います。

3月は経営方針発表会や新人研修など、
園の心を合わせ、新たな年度に向けて準備する大切な時期です。

若者の特徴を考えれば、こういった会での内容や、
経営方針書、資質向上のための計画、キャリアパスなど、
法人としての軸や方向性はとても大切
であると感じます。

幼稚園は認定こども園化することで、
開所日数や開所時間が増え、
全体で集まる機会が減少しているという園も
多くあるのではないかと思います。

しかし、園の軸を示し、確認していくこと、
経営を見える化していくことなどは、
今の時代だからこそ重要性が増している
ように思います。

ぜひこの3月で園全体での共有事項を確認し、
来年度に気持ちの良いスタートを切っていただければと思います。

冒頭にもお伝えさせていただきましたが、
GCLIPでは3月24日に新人先生向けのセミナーを開催します
本セミナーについては、前述の若者の特性などを踏まえた上で、
新人先生に向けて社会人としての基本をお伝えしていきます。

このセミナーは、2月に開催したマネジメント層の皆様向けの講座と
セットでご受講いただくことで、
受け入れる先生側と、これから働き出す先生方の双方に
好影響を出すことができる講座構成
となっております。

2月の講座についてはオンデマンドでの配信についても
承っておりますので、
今からでも3月24日のセミナーを受講したいという方は
オンデマンドと現地受講という方法もございます!
残席はわずかではございますが、
ぜひ以下のご案内からお申し込みください。