DIARY

【ChatGPTをうまく活用し、未来を切り開く学びを続けよう!】

皆さんこんにちは。
最近専らChatGPTにお世話になりっぱなしの設楽です。
 
いまさらですがChatGPTってすごいですね。
この生成的人工知能(AI)は人類の英知の集合体で、
既出の情報で、こちらが知りたいことについては、
“的確な質問”さえすれば、
ほぼほぼ欲しい情報を適切な分量で与えてくれます。

 
そこで、今回のメルマガのポイントは以下の4つです。
 
1.生成系のAIの進化は思考のスピードを加速化する
2.どんなに優れた知能でも自分で検証するための知識を肥やす
3.AIがもたらす幼稚園経営をより良くするためのヒント!
4.より良き回答を引き出すために質問力をみがこう!
 
 
2005年にレイ・カーツワイル博士によって
”シンギュラリティ”が提唱されました。
テクノロジーが進歩し人類の生活が一変する
「技術的特異点」と呼ばれるもので、
このままテクノロジーが指数関数的なスピードで進歩すれば、
2029年には人工知能の賢さが人間を超え、
2045年にはシンギュラリティに到達すると予測したものです。
 
 
ChatGPTの出現により、
このシンギュラリティの到来は実に現実的なものとして、
受入れる準備をするタイミングに来たと感じています。
 
 
 
ChatGPTとのやり取りをちょっとご覧ください。
 
 
日本語で言う「いただきます」と「ごちさうさまでした」の英訳を教えて下さい。
を、口語体で尋ねてみました。
 
 
まず口語体にもかかわらず、質問の意図を的確にとらえています。
次いで、気になる回答ですが、
日本語で食事を始める前に使う言葉「いただきます」を
英訳すると「Bon appetit」となります。と、回答しています。
 
そして「ご馳走様でした」を対比的に英訳で、
「Thank you for the meal」もしくは「That was delicious, thank you」
で表現できることを教えてくれます。
 
最後に、日本語の表現は英語に直訳することができないケースがある事に触れ、
意味と文脈に応じて適切に表現するようアドバイスしてくれています。
 
 
精度が高いと感じるポイントは以下の3点です。
 
①口語体の質問の意図を正確にくみ取っている
②AもしくはBというように代替案を用意している
③文化的背景の違いからなる直訳への注意喚起のアドバイスがある
 
どうでしょう?
 
 
ただし、AIらしい間違いもあります。
「いただきます」の英訳として教えてくれた「Bon appetit」は
英語ではなくフランス語です。
 
私の聞き方(口語体)や句読点を含んだり含まなかったりなど、
規則性に乏しい聞き方をすることで、
このようなバグが発生したのかもしれないので、再度確認してみました。
 
 
今度は文語体で、
「食事の際に日本語で言う「いただきます」を英訳するとどうなりますか?」
きいてみたところ、「I humbly receive」や「Let’s eat」が一般的な表現と返ってきました。
なるほどこれは素晴らしい!と思い、
ChatGPTに次の通り突っ込んでみました。
 
 
しっかり間違いを受け入れ、お詫びして訂正してくれています。
しかも、ご指摘いただき、ありがとうございました。
と、丁寧に感謝までしてくれて、会話になっているのです。
 
 
教えて下さった先生には大変申し訳ないのですが、
英単語や文法を覚えるというレベルの学習であれば、
私が習ったどの先生より的確に必要なことを教えてくれています。
 
 
「シンギュラリティ」が近づいてきています。
ChatGPTをうまく活用すれば、
子ども子育て支援新制度はもちろん、園児募集、採用について、
ある程度適切なアドバイスはしてくれます。
つまり「アドバイス」に限ったコンサルティングニーズは
Aiに代替される時代が到来したということになります。
 
 
試しに「効果的な私立幼稚園の園児募集の仕方を教えて」と聞いてみます。
 
 
 
私たちがセミナーのテーマで話すような内容が列挙されます。
しかも、AIDMAの法則(知る→好きになる→入園したくなる→人に紹介する)といった
一連の流れに沿って提案してくれているところも秀逸です。
 
 
幼児教育の無償化以降0-1歳の名簿獲得が
生命線となっている幼稚園の園児募集ですが、
その中核を担う「子育て支援事業」の園児募集の有用性についても
聞いてみたところ、驚くべき答えが返ってきました。
 
 
 
①幼稚園の雰囲気体験
②保護者同士の交流体験
③園との接触機会の拡大
 
この3点は私たちが子育て広場を提案する際に根拠とする3つですが、
既にChatGPTによって提案されています。
 
 
ちなみに、同じ質問をiPhone搭載の人工知能Siriに投げかけてみましたが、
蓄積されているデータが少ないのか、的確な回答は返ってきません。
 
 
 
さて、テクノロジーの進化は待ったなしです。
2005年時点の「シンギュラリティ」構想も、
マイケル・A・オズボーン博士らが2014年に発表した
『雇用の未来(The Future of Employment)』による、
20年後までに人類の仕事の約5割がAI・機械によって
代替され、消滅すると予測される話も、
どこか真実味を欠いた感覚で受け取っていました。
 
ましてやその状況に応じて「最適解」を考えることを
生業としたコンサルタントの仕事がAIにとってかわられる…
等という未来を全く予想だにしていませんでしたが、
これが、いよいよ現実味を帯びてきました。
 
では、この状況下で人間が生きる道はいったい何なのでしょう?
最後にChatGPTに聞いてみました。
 
 
 
 
これもまた的確な答えでした。
 
①創造性と感情の活用
 →これはAIの創成期である2005年当初から言われていたことです。
  やはり、多くの人間にとって人間が必要ということになるのだと思います。
 
②持続的な学習と成長
 →私はここが最も重要だと考えています。
  AIを活用するのはあくまで人間です。その人間が学習して、AIと共存する姿勢を
  示すことが重要になるのがこれからの社会です。
  先のサンプルで「いただきます」の英訳が「Bon appetit」とされたときに、
  それが正しいのか間違っているのか?の判断ができることが重要です。
  これは英語に限らずどんな領域でも同じことが言えます。
  つまり、多くの知的領域をAIが代替する時代においてもなお、人間は学び続け、
  それが正しいのか、間違っているのか?判断し、的確な問いをAIに発し続ける
  必要があるのです。
 
③④に関してはいうに及ばずですので、
人間社会の倫理や人とのコミュニケーションは
これまで以上に磨いていく必要がありそうです。
人としての「信用」がますます重要視される社会になり
「金融資産」よりも「信用資産」の
価値が上がっていくと言われています。
 
 
さて、今回のメルマガで皆さんにお伝えしたかったことは、
「テクノロジー」と向き合って、知識と技術を磨いていきましょう!
ということです。
 
とても分かりにくく運用が難しい!と言われる、
「処遇改善加算」についても、ChatGPTは的確に教えてくれます。
何を教えてくれるのかというと、
処遇改善加算が持つ性質と、配分の考え方など、
既にそれを活用している方々の英知の集合から
最適解を提案してくれます。
 
ChatGPTが解説する内容が理解できないということであれば
その前段階での知識が不十分ということになりますので、
手前の知識が必要になるということになります。
 
 
この優れたChatGPTというAI(相棒)を味方に
自園の未来を切り開いて下さい。
 
 
GCLIPはアドバイス内容の実施代行業務の
知識と技術を磨き続けて園経営に寄り添い続けます。
 
 
共に学び、成長してまいりましょう!