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補助金制度情報の収集における生成AIの活用事例

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補助金制度情報の収集における生成AIの活用事例
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<本文のポイント>
・今一番使われている生成AIの利用方法
・Perplexityによる、出典付きで最新制度情報を効率的に収集する方法
・生成AIを安全に業務活用するための2つの注意点                                                                                          

皆様はChatGPTなどの生成AIは日々使用していますでしょうか?

日本国内では2025年の流行語大賞に

「チャッピー」というChatGPTの愛称がノミネートされるなど、
ChatGPTの生成AIの利用がここ一年でより一般的になりました。

一方で、皆様の中には、
「流行っているけど、何から業務に活かしていったらいいかがわからない」
「業務効率化を図るためのおすすめのAIサービスを知りたい」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな皆様におすすめしたいのが、「調べ物」への生成AIの活用です。
特別な知識がなくても今日からすぐに始められますし、
実際に生成AIを使っている方の多くも、この使い方をしています。

総務省が行った「暮らしや娯楽における生成 AI・AI 利用に対する意識」の調査では、
生成AIの利用方法として、
「既に利用している」と「ぜひ利用してみたい」の合計が一番大きい使用方法が、
「調べ物」で40.8%
と、
二番目の「コンテンツの要約・翻訳」の29.8%よりも、10%以上高くなっており、
国内では最もポピュラーな生成AIの利用方法になっています。


 
(出典)総務省(2025)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」(URL:www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/r07_02_houkoku.pdf)

この調査での「調べ物」という生成AIの利用方法は、
プライベートでの利用が念頭に置かれていますが、
就学前教育保育施設を経営する皆様にも、
ぜひおすすめしたい生成AIの業務への活用方法です。

特に力を発揮するのが、行政の補助金制度関連の情報収集です。
就学前教育保育施設の経営者や園長先生が追わなければならない情報は、
公定価格だけでも年々増え続けています。

・ 処遇改善等加算の制度改正
・ 公定価格の見直し
・ こども誰でも通園制度の動向
・ 自治体独自の補助金・通知

これらをすべてGoogleで検索し、

こども家庭庁のサイトを巡回して見つけ出して読み込むことは、
日々の園運営に追われる経営者にとってかなりの負担になります。

一方で、過去の制度からの変更点を理解しておかないと、
対策しておくべき書類整備や人事制度の変更をしないことによる、
損失が発生してしまい、

補助金が100万円単位で減ってしまうことも珍しくありません。

今回は、重要でありながら複雑で変化が早く、

キャッチアップが億劫になりがちな制度情報の収集について、
そのハードルを下げるPerplexity(読み方:パープレキシティ)という
生成AIサービスとその活用方法をご紹介
いたします。

Perplexityは、検索に特化した生成AIサービスです。
ChatGPTやGoogleの生成AIサービスであるGeminiでもウェブ検索による結果を、
回答に反映してくれますが、
Perplexityを使うと下記のようなメリットがあります。

① 他の生成AIサービスだと生成AIの判断で、
 検索するしないが決まるが、

 Perplexityの場合はほぼ必ず検索をした結果が回答として表示される。
② Perplexityでは、必ず出典元が明示される。

どのような使い方であれ、生成AIの業務活用には、
前提として、出力された回答が正しいか疑うことが重要になります。
一方で、特に情報収集の際には、
生成AIの回答が本当に正しいか、必ず裏取りをする必要があります。

この裏取りの作業を効率的にできるのが、Perplexityです。

デモンストレーションとして、GeminiとPerplexityに
「令和8年度の就学前教育保育施設の公定価格の変更点を教えて」
と質問してみます。

Geminiでの回答が下記の画像です。

回答内容を見ると、一見検索されているかどうかわかりません。
また情報の正確性を確かめたくても、

回答の参考にしたウェブサイトの確認がすぐにできません。

※「特別地域保育体制確保対応加算」の新設の中に記載されている、
 「0歳児基本分単価の5人分程度が加算されるイメージです。」
 そういった記載がある行政資料は確認できなかったため、

 ご参考外としていただけますと幸いです。

一方で、Perplexityの回答は、下記の画像です。


各回答の行の右下に、ページのリンクがついていて、
ここにカーソルを合わせると、参考にしたサイトのURLを閲覧できます。


 そのため、URLの先が行政資料の場合は、原文の確認ができますし、
行政資料以外の場合は、そのサイトで一次情報として
行政資料が引用されているか確認できます。

このように、生成AIを活用した最新情報の取得や
変更点の確認に、お役立ていただけるサービスが、
Perplexityというサービスです。

メルマガでも、特に皆様の補助金収入に直結するような、
国の制度変更はまとめて情報提供させていただいておりますが、
より細かい情報が知りたい時や、
都道府県や自治体の情報にダイレクトにたどり着きたい時にもおすすめ
ですので、
ぜひアカウント作成をご検討いただけますと幸いです。

【生成AIを使う際の2つの注意点】
今回紹介したPerplexityを始めとした生成AIサービスを活用することで、
時間がかかる作業を効率的にこなせるようになります。
一方で、生成AIの活用には注意すべき点もあります。

① 個人情報を含む資料のアップロードに注意する
生成AIサービスに資料をアップロードする際は、
機密情報が含まれていないように細心の注意を払って下さい。

今回の活用例では、

情報の透明性の高い行政の公開文書や制度通知を主に取り扱ったため、
基本的には生成AIに渡してはいけない機密情報が含まれる可能性はほとんどありません。

しかし慣れてきて他の業務で活用する場合には、
機密情報が混在したファイルを使用していないか確認してから
情報をアップロードするようにしてください。

また生成AIを無料で使用する際は、
利用規約でインプットしたデータを

学習に使用しないことが保証されていない場合があり、
皆さんがインプットしたデータが、
第三者の回答に表示されるリスクが高まります。

無料での利用をする際には、
園児や保護者、職員などの個人情報が含まれたデータは
絶対に扱わないようにしてください。

② 出力内容を鵜呑みにしない
今回紹介した方法は、

生成AIの回答の真偽を確かめるための効率的な方法になります。
ChatGPTやGeminiに直接同じ質問をするよりも、
信頼性の高い回答が返ってきます。

しかしそれでも、100%信頼できる回答ではないため、
必ず元の情報源と回答の整合性は皆さんの目で確かめるようにしてください。

年度末となりましたが、令和8年度の公定価格はいまだ予算案の段階で、
確実な決定には至っておりません。

3月最終週や4月に入ってから対応が求められる変更が、
こども家庭庁から通知される可能性も0%ではありません。

最新の情報を調べたい時に

ChatGPTよりも心強い味方になるのがPerplexityです。
今回をきっかけにPerplexityの使い方に慣れていただき
急な変更が発生した場合にも
落ち着いて対応できる備えをしておくことをおすすめします。

最新の制度情報を追いながら、

補助金申請まで対応する時間がなかなか取れない方や、
自園ではどう解釈すればよいか判断に迷うという方には、
弊社で提供している「事務の黒衣サービス」でお手伝いさせていただきます。

弊社で事務の黒衣サービスという、
公定価格の補助額の最大化の申請書作成と
配分のしすぎを避けるための処遇改善の配分を
サポートするサービスを提供しております。

プランは2種類ご用意しております。
・毎月の請求サポート+処遇改善サポートプラン 年額660,000円
・処遇改善サポートプラン 年額440,000円

サービスの品質を高く維持していくために、

20法人を限定で行わせていただいておりましたが、
追加にて5法人様限定でご提供できる体制が整いました。
オンラインにてサービス内容のご説明をさせていただきますので、
ご興味がある方は、以下のURLからお申し込み下さい。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeT-j8x7c2uc90t02scY9CqTp3NpqeGn4iwcYosWU5dMYbZEw/viewform?usp=publish-editor

【参考URL】
Perplexityのページは こちら
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