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【緊急&クリスマスプレゼント企画】 戦略は組織に従う!地域一番園実現謝恩セミナーを終えて

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【緊急&クリスマスプレゼント企画】
戦略は組織に従う!地域一番園実現謝恩セミナーを終えて

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・「これをやればうまくいく」ということが存在しづらい時代。
 “今起こっている変化に対応できるか”が大きなカギ!
・最後に緊急&クリスマスプレゼント企画のご案内がございます!
 
 
 
先日GCLIP主催の「地域一番園実現謝恩セミナー」
開催いたしました。
 
株式会社GCLIPはおかげ様で来年から13期に突入します。
この12年を走ることができたのは、
幼保業界の皆様、関係者の皆様に支えていただいたからこそと
心より感謝申し上げます。
 
13期目以降もスタッフ一同、黒衣をますます磨き、
皆様にとってより有益となる情報やサービスをご提供できるよう、
一生懸命努力してまいります。
 
今後ともご愛顧のほど宜しくお願いいたします。
 
 
今回の地域一番園実現謝恩セミナーは、
第一講座 学校法人藤田学園 久留米あかつき幼稚園 園長 藤田 正喜先生
第二講座 学校法人相模中央学園 中央幼稚園 園長 大貫 照親 先生
第三講座 学校法人白水学園 理事長 白水 剛先生
第四講座 学校法人野村学園 理事長 野村 良司先生
という4名の講師の皆様にご登壇いただき、
前後にGCLIPにて業界動向や今後の園経営における募集、マネジメントの
重要なポイントについてお話しさせていただきました。
 
 
セミナーを通してのテーマを「世界観」。
 
マーケット、トップの世代、施設形態、地域性など
皆様の置かれている状況は違えども、
いわゆる「地域一番園」と呼ばれる皆様が
どういったことを考え、これからどういう展望を持っているのか
皆様の世界観に迫る、そんなセミナーとなりました。
 
内容が大変充実し、たくさんのポイントがあり、
こちらにすべてを記載していくことは難しいのですが、
一つポイントをあげるとすれば、
 
「変化に対応し、進化していること」
そして、
「変化に対応できる組織づくりをしていること」
です。
 
 
今、私たちを取り巻く環境は大きく変わっています。
・少子化
・共働き世帯の増加
・仕事への価値観の変化
・各自治体の政策の変化
・国の制度の変化
 
一般的にこれらの変化が激しい時代で、
先を見据えることが難しい時代のことを
VUCAの時代と呼びます。
 
例えば
・少子化に対応していくためにターゲットを拡大する
・共働き世帯の増加に対応していくため、保育時間や入園年齢を変更する
・仕事への価値観の変化に対応するために働き方の改革を行う
・各自治体の政策変化に対応していくために自治体との協議を行う
・国の制度の変化に対応するために制度理解を深めていく
などなど、今、業界を取り巻く環境を考えると、
対応しなければならないことがとても多くあります。
 
ここまで複雑化していくと、
「これをやればうまくいく」ということは
以前よりも存在しなくなってきています。
 
こういった世の中の変化のスピードに対して、
地域性や、置かれている状況に合わせて
組織をどうやって進化させていくことができるか
ということが園経営においてとても重要になっています。
 
1962年にアルフレッド・チャンドラーが
「組織は戦略に従う」ということを提唱しました。
 
それに対して1979年にイゴール・アンゾフが
「戦略は組織に従う」ということを提唱しました。
 
まだ世の中が今ほど豊かではない時代は、
大量生産、大量消費の時代でした。
こういった時代には戦略をしっかりと立て、
業務をマニュアル化し、そのマニュアルに沿って
正確に仕事ができることが求められました。
要するに「これをやればうまくいく」
ということがある程度存在していました。
 
この時代は十人一色の時代と呼ばれ、
例えばテレビが販売されればテレビを買い、
洗濯機が出れば洗濯機を買うなど、
マーケットの反応がわかりやすく、
将来的な予測がつきやすかった時代です
 
今、世の中は以前に比べ確実に豊かになっています。
そしてそれに伴い各個人の欲求は変化し、
より高次元なものに変わってきています。
それによって多様化という言葉が生まれ、
消費も複雑化しています。
 
今は十人十色以上に、
一人十色と呼ばれるほどに多様化が進んでおり、
例えばテレビを購入する人もいれば
テレビは見ないからネットに繋がるモニターで良い
といってモニターを購入する人や、
テレビを購入している人が、
プロジェクタ―を購入して映画を見たりと、
様々な消費のスタイルが生まれています。
 
上記の内容を見ても、
「これをやればうまくいく」、「これを売れば必ず売れる」というものは存在せず、
将来的な予測がつきにくい世の中になっています。
 
さらに幼保業界は制度の変化や
各自治体の方向性なども相まって
より複雑になってきています。
 
このような時代に数年先を見据え、
経営戦略を立て、その戦略をもとに経営を行う
ということはかなりハードルが高いと言えます。
(もちろん方向性を持っておくことは重要です)
 
まとめると、
複雑な社会情勢・制度の変更など
数年先の戦略を立てることは難しいため、
“今起こっている変化に対応できるか”が大きなカギ
になっているということです。
 
だからこそ重要なことは
「戦略は組織に従う」ということを前提に
組織づくりに力を入れていくことです。
 
今回のセミナーでご登壇いただいた、
白水剛先生は以前から
「現状維持は後退だ」とよく仰っていました。
 
また、野村良司先生も
「毎日の気づきを積み重ねていくこと」
ということをよく仰っています。
 
これは現状からの進化をどう実現するか
ということに繋がっていく言葉です。
 
これから少子化が解消され、
制度が簡素化されるということはないでしょう。
さらに各自治体の政策も変化をしていきます。
 
今よりも簡単に、単純化されるのではなく、
より複雑化していくことが予想されます。
 
来年度は、こども誰でも通園制度が始まります。
 
“今起こっている変化に対応できるか”が大きなカギ
になっているということをポイントに、
ぜひ新しい制度に向き合っていっていただければと思います。
 
 
実は今回緊急企画として12月17日に、
地域一番園実現謝恩セミナーの内容最新の業界動向を踏まえ、
GCLIPがお話しさせていただいた内容を再編集し、
園児募集、採用、マネジメントに関する
来年度に向けたマーケティング策について
オンラインセミナーを開催いたします。
 
クリスマスプレゼント企画にもなっておりますので、
ぜひご参加いただけますと幸いです。
 
皆様のお申込み、お待ちしております。